柳宗理のステンレス鍋での玄米の炊き方
柳宗理のステンレス鍋を使った玄米の炊き方をご紹介します。ポイントは音と香りです。聴覚、嗅覚を意識しましょう。
感覚を掴めれば約35分ほどで炊き上がりますよ🍚(浸水時間は除く)
思っているよりずっと簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
料理初心者でも出来そうなステンレス鍋での玄米の炊き方が分からず苦労した経験があるので、このブログが役に立てば幸いです。
炊飯は6合まとめて
我が家は夫婦2人だけですが、いつも6合まとめて炊いて、1食づつ小分けにして冷凍しています。6合でおよそ10食分(大盛りのお茶碗10杯分)出来上がります。
使うのは柳宗理の鍋と木のしゃもじ
使う鍋は柳宗理のステンレス両手鍋22cm(浅型)
軽くて容量があるので使い勝手が良く、コンロに出しっぱなしにしてほぼ毎日活躍しています。
- 価格: 6160 円
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柳宗理のステンレス鍋での玄米の炊き方
- 玄米を浸水します。無洗米ならとっても楽ちん。玄米1合に対し水ワンカップ(200ml)。6合なら1.2リットルです。浸水時間は最低でも1時間〜。週末の夜に浸水させておくと、翌朝すぐに炊けます。
- 強火にかけます。しばらくすると激しくブクブクと音がします。鍋蓋から泡が吹き出しそうになるまで火加減はそのまま。
- 耳を澄まして、鍋蓋がガタガタいってきたら、吹きこぼれる寸前で極弱火にします。
- お米の炊き上がる良い香りがしたら火を止めます。途中パチパチとお米の炊ける音がします。おこげの香りがしたら鍋底が焦げてしまってるので、すぐに火を止めましょう。
- 火を止めてから15分ほど放置して蒸らします。蒸らすことで全体に熱が通ります。
- しゃもじで全体を切るようにして混ぜたら出来上がりです!
目安として強火で10分弱、ごく弱火で10分、蒸らしに15分ほど。浸水時間を除けば、約35分ほどで炊きあがります。
うまく炊けると、お米の粒は硬すぎず柔らかすぎず、プチプチとした食感を楽しめる程よい水分量に仕上がります。
慣れないうちは『吹きこぼれる寸前』や、『お米の炊き上がる良い香り』と言った曖昧な表現にモヤっとするかもしれません。わたしもはじめは強火で10分、弱火で10分と時間毎に区切って行っていましたが、その時々の気温や浸水時間によって炊き上がりにかなりムラが出てしまいました。音や匂いを意識して、自分の五感を信じれば結構上手くいきます💪
お米は無洗米派です
我が家はいつも無洗米の金芽ロウカット玄米の2kg×4袋セットを毎月楽天で注文しています。重たいお米を玄関まで運んでもらえるからとても便利です。それにお米を洗うのは時間はそれほどかかりませんが結構面倒です。自炊を継続するポイントは、とにかく家事のハードルを下げることだと思っています。手抜きできるところはラクしましょう。
木のしゃもじを使う理由
はじめはご飯がくっつきにくい加工のプラスチック製しゃもじを使っていましたが、炊き立てのご飯や鍋底に触れるうちに熱で焦げたり変形したりしてしまいました。また鍋底のご飯をこそげ取るうちにしゃもじがささくれ立ってプラスチック片がボロボロと出てくるように...
ご飯にプラスチックが混ざっていると思うと良い気分ではありませんよね。
木のしゃもじは濡らして使えばそこまでご飯がくっつくことはありません。
環境のことも考え、日用品は買い換えのタイミングで脱プラスチック(略して脱プラ)製品にしています。
鍋底が焦げ付いたら
まずは水につけて焦げたところを十分にふやかします。軽いものならスポンジで擦るだけで落ちます。
それでも取れなかったら、重曹をつけてこすり洗いしましょう。金たわしを使わなくてもスッキリ焦げが落ちます。金たわしは汚れが良く落ちる分、鍋に傷をつけます。傷がつくと余計に鍋が焦げ付きやすくなる悪循環に陥るので、出来るだけ金たわしは使わないようにしましょう。
重曹は食用を選ぶと口に入っても安心です。
そもそも何で炊飯器を買わなかったのか
結婚前にミニマリストを実践する方々のブログを読んでいたことと、炊飯器でカピカピに乾燥したご飯が好きじゃなかったからです。
夫婦共に実家暮らしだったので家電や家具は一から揃えていく必要がありました。当時ミニマリストブログに夢中になっていたわたしはすっかり影響されて、なんでも代用!物はなくても工夫で乗り切る!と張り切っていました。家事は未経験のくせにご飯はお鍋で炊く!と宣言。嫁入り道具として持ってきた柳宗理のお鍋で週に1〜2回ご飯を炊いていますが、これまで炊飯器を買えばよかった...と後悔したことはありません。
ご飯の炊き上がりに間に合わせるぞ💪と、作り置きのおかずを調理したり、野菜を使いやすい大きさにカットして冷凍したり、ゲーム感覚で集中して取り組めば、あっという間に30分くらい経っています。
出来立てのうちに小分けして冷凍すれば、レンジであっためるだけで美味しいご飯が食べられます。
脱プラに向けた今後の課題
脱プラを想うと5kgぐらい入った紙の米袋製品を選ぶのが良いのでしょうが、保存時の虫害を考えると2kgを毎週せっせと炊くのが今のところ1番いいのかなと思っています。
なにより、冷凍する際にいつも引っかかっていたのが、ラップが使い捨てになってしまうこと。保存容器は嵩張ってしまう(冷凍庫は野菜やパン、冷凍食品で常にギュウギュウです)し、ふきんで包むのはちょっと抵抗があります。手早くレンジで解凍したいので蜜蝋ラップも適しません。
ほんとは毎食毎に炊くのがいいのでしょうが、共働き家庭なので出来るだけまとめて炊いて楽したい。
ご飯を炊いた後の冷凍・解凍の脱プラアイデア、何かいいのがあったら教えてください!