2/17 アイスランド5日目 ブレイザメルクルヨークトル氷河 ここはあの世とこの世の境目か?
車でダイヤモンドビーチの裏手に来た。恐竜の背中のような細くて上下になだらかな曲線を描いた丘を登って進んでいくと、言葉を失うほどの景色が広がっていた。
静寂。氷のパチパチと溶けていく音が綺麗だった、海面に映り込む空や氷、山の景色。ここがあの世とこの世の境目なのかな。ビョークはこんなところに住んでそう。ビョークの不思議な世界観はこういうバックグラウンドがあって生まれたのかも・・・などなど不思議としか言いようのない、信じられない光景を目の前にしていろんなことが頭に浮かんだ。
フランスでみたクリスチャン・ボルタンスキーの展示然り、今自分はどこに存在しているのかを問われるような感覚。
安全柵などは一切ないため、くれぐれも足元に気をつけて。
売店でスパイシーツナサンドを少し食べて、バスに戻ろうとしたら、「違うバスに乗って」とガイドさん。雪道を走る大きなタイヤのタフなミニバンに乗り換え。なんと、これから氷の洞窟へ向かうらしい。大きく揺られながらツナサンドを食べる。あたり一面は雪!ところどころ見える黒い塊から、この辺りはやっぱり火山地帯であることがわかる。